一宮市で根本改善専門の整体院「いたわり接骨院」

ぎっくり腰にも種類がある⁉

今このページをご覧になっている方の多くが、ご自身やお知り合いの方にぎっくり腰の経験がある方ばかりなのではないでしょうか。

ぎっくり腰とは、急に起こる腰の痛みと認識されています。しかしながら実際のぎっくり腰の要因は急に起こるものばかりではなく、ほとんどが慢性的な負担の蓄積がきっかけとなり引き起こされています。

またぎっくり腰にはいくつかの種類があります。それぞれのぎっくり腰に合わせた施術や対処法が異なりますので、今回はぎっくり腰の種類についてご紹介します!

ぎっくり腰 種類

ぎっくり腰の種類

ぎっくり腰の正式な病名は「急性腰痛」といい、急激に引き起こされた腰痛のことを言います。日常の何気ない動作や重たい荷物を持ち上げた際など、急性腰痛を引き起こすためにかかる外力は大小様々です。

ぎっくり腰には「筋筋膜性腰痛」「椎間板性腰痛」「椎間関節性腰痛」「仙腸関節性腰痛」の4つのタイプに分類されます。

 

ここで重要なのは、【筋筋膜性腰痛と他の腰痛は合併してしまう】という可能性があるということです。例えば腰を支える筋肉が弱化していた場合、背骨の関節が動かしづらくなります。この時、腰の関節は不安定な状態であり、そのまま過剰な腰の動きをすると、周囲の関節包や靭帯などを損傷したり、炎症を起こしたりする可能性があります。

筋肉の過緊張、あるいは弱化によって関節の可動性低下や過度な可動性が起こると疼痛を伴う場合があるということです。

 

そのため症状がどこに起きているのかを判別することもとても大切です。

 

各症状の特徴

「筋筋膜性腰痛」

腰の筋肉や筋膜と呼ばれる筋肉の表面を包む膜が、スポーツや日常生活での急激な負担によって損傷してしまう疾患です。

筋筋膜性腰痛による腰痛の特徴

・前後屈動作で痛みがある
・腰全体に広がるような痛みがある
・痛めている筋肉、筋膜に沿った痛みが出る
・咳やくしゃみ、いきみで誘発される
・腰の動かしづらさがある

 

「椎間板性腰痛」

椎間板性腰痛とは、椎間板という背骨と背骨の間にあるクッションの役割をする組織が圧迫ストレスや回旋ストレスによって損傷して引き起こされる疾患です。

椎間板障害による腰痛の特徴

・前屈動作で痛い
・骨盤後傾で痛い
・座位で疼痛が強く、立位で軽減する
・咳やくしゃみ、いきみで誘発される
・障害部位の上下棘突起に圧痛+

 

「椎間関節性腰痛」

椎間関節性腰痛とは、背骨と背骨の関節を椎間関節といい、この部位が原因で痛みが起こる腰痛を椎間関節性腰痛と言います。

様々なストレスが原因でこの腰痛は起こりますが、特に腰を反らす伸展動作や捻じる回旋動作で負担が蓄積すると考えられています。

椎間関節障害による腰痛の特徴

・立位で疼痛が誘発される
・腰椎伸展や回旋で疼痛が誘発される
・起床時、動き始めに疼痛が誘発される
・急激な動きで疼痛が誘発される
・同一姿勢で悪化する

「仙腸関節性腰痛」

仙腸関節性腰痛とは、骨盤を構成する左右の寛骨と中心に位置する仙骨との間にある関節が原因で起こる腰痛のことを言います。

仙腸関節は強い靭帯が付着していることや、関節自体の可動性は3~5㎜と低いことから安定した関節です。

仙腸関節障害による腰痛の特徴

・疼痛部位を指で指し示せる(one finger test 陽性)
  ・骨盤後方付近、仙結節靭帯に圧痛がある。
・座位で疼痛が誘発される
・片脚立ちの軸足で疼痛が誘発される
・腰部屈伸で局所的な疼痛が再現される

 

まとめ

ぎっくり腰には、このように様々なタイプに分けられるため疾患ごとに原因や施術の方法や対処法が異なります。また共通して言えることは、ぎっくり腰の痛みのきっかけとなる動きは大小さまざまですが、原因は慢性的な不良姿勢や体の使い方に偏りがあることで関節や筋肉に負担が蓄積することで負担に耐えられなくなり、ぎっくり腰を引き起こします。

まずはご自身が普段どんな姿勢や動きをしているのかを把握してみることも、適切な改善をするためには大切です。

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