みなさんは病院や他院で ◦レントゲンなど画像に異常は無いと言われたのによくならない… ◦施術やケアを受けても次の日になるとつらさが戻っている… という経験をされていませんか?
ここでは、なぜあなたの体がつらい症状をなぜ繰り返してしまっているのかをお伝えしたいと思います。
症状を繰り返してしまう理由
慢性的につらい症状を繰り返しているには2つの理由があります。
1.原因につながっている部位までの施術ができていない 痛みを感じる場所(部位)は、体に負担をかけ続けたことで起きている”結果”でしかありません。その部位だけを施術したりケアしたところで根本的な原因が解決できているわけではないので一時的な効果しか感じられず、時間が経てばすぐに症状が戻ってしまいます。
例えば、腰痛の方は胸の骨(胸椎)の動きが少なくなっていたり、太ももの裏の筋肉の緊張がつよいことが原因であることがあります。
また、肩の痛みであれば肩とつながっているお尻や骨盤の筋肉がうまく使えていないことや手のひらの筋肉が関係していたりと、一人ひとり普段の体の動かし方が違うので原因もそれぞれ違います。
2.体の内側までのケアができていない 体の外からの施術を受けたことで得られた効果を継続していくためには、体中へのケアも欠かすことはできません。
痛みや不調を感じている場合、体の中の酸素や水分が不足している場合がほとんどです。 また、人間にとって脳とつながっている背骨の神経(中枢神経)は塩(ミネラル)が不足すると各組織への神経伝達に支障をきたしてしまいます。
これは、ピリピリとした神経痛やしびれの症状にもつながります。
症状を繰り返さないために必要なこと
ここでは、症状を繰り返さないために必要なことをお伝えします。
1.症状への理解 日常生活やお仕事でどのような体の動かし方をしているのかだけでなく、過去の既往歴や内臓や循環機能の低下が症状へ関係していることもあります。 痛みを感じている場所(部位)は長い時間負担をかけ続けたことによって耐えられなくなっている状態です。 まずはご自身の症状が”なぜ起きているのか?”をきちんと理解することが改善への一歩となります。
2.関節を意識した運動 みなさんは、動画やネット上にある「〇〇が痛いときにおこなうストレッチ!」などを実践していませんか?運動をおこなうこと自体が悪いわけではありませんが、症状の改善を目的とする場合はいきなり大きく体を動かす運動はおすすめしません。 それよりも、関節を意識して小さく動かす運動を最初におこなうことが大切です。 ご自身の身体の状態に合った運動から始めることで寝ている時の痛みや朝起きたときのつらさを改善することができます。
3.呼吸 症状を繰り返している方のほとんどは呼吸がうまくできていません。ここでのうまくできないというのは「吸った空気を吐ききることができていない」ということです。 吐ききることができないと吸う量も少なくなってしまうため、新鮮な酸素を体に取り込めなくなります。 痛みは酸素や水が不足すると感じやすくなるため、横隔膜をしっかり上下に動かせるようになることが必要となります。