腰椎椎間板ヘルニアのリスク

こんにちは！いたわり接骨院です。

皆さんの健康づくりに役立つ情報を発信していきます！

今回は腰椎椎間板ヘルニアのリスクについてお伝えしていきます。

ヘルニアは、様々な症状と関連している可能性がありますのでご紹介します！

腰椎椎間板ヘルニアとは

腰椎椎間板ヘルニアは、腰部にある椎間板のゲル状の中心が、椎間板の外輪の弱くなった部位または損傷した領域を外に押し出すときに発生します。 この状態は、さまざまな症状や潜在的なリスクを引き起こす可能性があります。 腰椎椎間板ヘルニアに伴うリスクとしては以下のようなものがあります。

〇神経の圧迫

ヘルニアを起こした椎間板が近くの脊髄神経を圧迫することで、腰、臀部、脚、足に痛み、しびれ、うずき、脱力感を引き起こす可能性があります。 具体的な症状やシビレを感じる範囲は、どの神経が圧迫されたり負担がかかって影響を受けるかによって異なります。

〇坐骨神経痛

腰椎椎間板ヘルニアは、一般的に坐骨神経の刺激や圧迫を指す坐骨神経痛を引き起こします。 坐骨神経痛は、通常、腰から臀部を通って各脚に伸びる坐骨神経の経路に沿って、放散痛、しびれ、脱力感を引き起こす可能性があります。

〇機能障害

重度の腰椎椎間板ヘルニアでは、歩く、立つ、かがむ、持ち上げるなどの日常生活での動作が制限されることがあります。 痛みとそれに伴う症状は、可動性や全体的な生活の質に大きな影響を与える可能性があります。

〇筋力低下と萎縮

椎間板ヘルニアによって神経根が圧迫されると、患部の筋力低下や萎縮が生じる可能性があります。 これにより、特定の筋肉が動かづらくなり、姿勢の調整や体のバランスが崩れる問題につながる可能性があります。

〇腸および膀胱の機能不全

まれに、腰部の大きな椎間板ヘルニアが馬尾（脊髄から伸びる神経根の束）に圧力を加え、馬尾症候群を引き起こすことがあります。 この状態は緊急の事態であり、尿失禁や便失禁、排尿や排便の困難、鼠径部や太ももの内側のしびれや脱力感などの症状を引き起こす可能性があり、早期に病院へ受診することをお勧めします。

〇再発または慢性化

腰椎椎間板ヘルニアの多くの場合は保存療法で解決すると言われていますが、特に背筋の弱さや姿勢の悪さなどの根本的な要因に対処しない場合は再発のリスクが高くあります。 人によっては、手術など外科的介入後であっても慢性的な腰痛が取れずに悩む経験をする場合があります。

〇手術のリスク

腰椎椎間板ヘルニアが重篤または持続する場合には、外科的な手術が考慮される場合があります。 ただし、他の手術と同様に、感染、出血、神経損傷、麻酔に対する拒否反応などのリスクが伴います。また姿勢などヘルニアになってしまった根本的な改善は手術をしたとしても必要になることがほとんどです。

まとめ

すべての腰椎椎間板ヘルニアが症状を引き起こしたり、重大なリスクを引き起こすわけではありません。 軽度または中等度のヘルニアを持つ人の多くは、手技療法、痛みのコントロールをしながら生活習慣や日常生活動作の修正などの保存的手段によって症状を軽減できる可能性があります。 腰椎椎間板ヘルニアの疑いがある場合、または持続的な腰痛や関連症状がある場合は、適切な施術について専門家に相談することが重要です。