脊柱管狭窄症と栄養について
こんにちは!いたわり接骨院です。
皆さんの健康づくりに役立つ情報を発信していきます!
今回は脊柱管狭窄症と栄養の関係性についてお伝えさせていただきます。
〇脊柱管狭窄症と栄養
脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなり、脊髄や神経が圧迫され、痛み、しびれ、脱力感が生じる病気です。 栄養素だけで脊柱管狭窄症を改善することはできませんが、特定の栄養素が豊富な健康的な食事は脊柱全体の健康をサポートし、症状を軽減する可能性があります。
有益と思われる栄養素は次のとおりです。
〇栄養素一覧
オメガ 3 脂肪酸
: 脂肪の多い魚 (サケやイワシなど)、クルミ、亜麻仁、チアシードに含まれるオメガ 3 脂肪酸には、脊柱管の炎症を軽減する抗炎症作用があると考えられます。
また、椎間板の健康をサポートする可能性もあります。
抗酸化物質
:果物や野菜(特にベリー類、葉物野菜、カラフルな品種)などの抗酸化物質が豊富な食品は、体内の酸化ストレスや炎症を軽減するのに役立ちます。
これは脊椎の健康状態の改善に寄与する可能性があります。
ビタミン D
: 適切なビタミン D レベルは骨の健康に不可欠であり、強い骨を維持することは脊椎をサポートするのに役立ちます。 ビタミン D の優れた供給源には、日光への曝露 (適度に)、脂肪の多い魚、強化乳製品、卵黄などがあります。
カルシウム
:カルシウムは、強い骨を維持し、脊柱管狭窄症の症状を悪化させる可能性がある骨粗鬆症を予防するために不可欠です。 乳製品、葉物野菜(ケールやブロッコリーなど)、強化食品(豆腐やシリアルなど)は、カルシウムの優れた供給源です。
マグネシウム
:マグネシウムは筋肉の弛緩と神経機能に関与します。 ナッツ、種子、豆類、葉物野菜、全粒穀物などの食品に含まれています。 適切なマグネシウム摂取は、脊柱管周囲の筋肉を弛緩させ、症状を軽減するのに役立ちます。
ビタミン C
: ビタミン C は、椎間板やその他の結合組織の健康をサポートするコラーゲン合成に重要です。 柑橘系の果物、ベリー、ピーマン、葉物野菜はビタミン C の優れた供給源です。
ビタミンB群
: B6、B12、葉酸などのビタミンB群は神経の健康に関与しており、神経関連の症状の軽減に役立つ可能性があります。 全粒穀物、豆類、葉物野菜、動物性食品(魚、鶏肉、卵など)は、ビタミン B の優れた供給源です。
〇注意事項
これらの栄養素は脊椎の健康を間接的にサポートする可能性がありますが、根本的な症状の改善につながるものではありません。
そのため定期的な運動や適切な施術とともに、バランスの取れた食事の一部として摂取する必要があることに注意することがとても重要になります。
もしも症状で不安に思うことがありましたら、お気軽にご相談ください!