ストレートネックと睡眠
こんにちは!いたわり接骨院です。
皆さんの健康づくりに役立つ情報を発信していきます!
今回は「ストレートネック」と「睡眠」の関係性についてお伝えしていきます。
ストレートネックとは
背骨は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎、仙骨、尾骨が合わさってできています。
またそれぞれ緩やかなカーブを描くことで体のバランスを保ったり、しなやかな動きができるようになっています。
この中の7個ある頸椎は、緩やかなカーブを描くことで姿勢の制御をしたり体のバランスの崩れを察知する役割があります。
ストレートネックとは、本来あるべきカーブが減少または直線になってしまう状態のことを言います。
それではストレートネックがどのように睡眠に作用するのかをご説明します。
ストレートネックと睡眠の関係性
〇快適さと痛み
日常生活を生活する中で、デスクワークやスマホ、読書、家事など、現代社会では姿勢が崩れ頭が前に倒れてしまうような状況になりがちです。
そのような状況が続くと、首の根本の筋肉が常に緊張してしまい頭痛を引き起こしたり、常にストレスを感じてしまうため、正常な状態と比べて疲労が蓄積し一度の睡眠では回復を促しにづらくなってしまいます。
〇睡眠の質
ストレートネックになると常に首の付け根の筋肉が緊張したり、肩こりがひどくなることで体が緊張してしまい交感神経が過剰にが働いてしまいます。
それにより深い睡眠をとれず夜中に頻繁に目が覚めてしまい、睡眠の質に影響を及ぼし、回復のための深い睡眠の量が減ってしまうことがあります。 また、短時間で目が覚めてしまい覚醒する回数が増加する可能性もあります。
〇睡眠姿勢
ストレートネックは首のカーブが減少してしまうことで寝具の影響も受けやすくなります。 好みの睡眠姿勢は人によって異なりますが、背骨と首のより自然な位置を維持するために自分にあった枕やマットレスを探し続けたりと、睡眠に過敏にならざるを得なくなってしまう方も多くいらっしゃいます。まずは横向き寝や寝返りを打てるスペースを確保することもお勧めです。
〇睡眠時無呼吸症候群といびき
場合によっては、ストレートネックが睡眠時無呼吸症候群の原因になったり、いびきを悪化させたりする可能性があります。 首の位置が悪いために気道が圧迫されることで、睡眠中の呼吸が妨げられ、睡眠障害や血流障害による健康上の問題を引き起こす可能性があります。
〇頭痛
ストレートネックでは首が常に緊張しやすいため、頸椎の横を通り脳に栄養を送る椎骨動脈に負担がかかり頭痛を引き起こす可能性があります。また睡眠中の首の位置が悪いと、首や肩の筋肉が緊張し緊張型頭痛や片頭痛を引き起こしやすい傾向がいます。
睡眠を最適化し、ストレートネックの影響を最小限に抑えるには?
ストレートネックの大きな原因の一つに姿勢が悪いことがあります。
姿勢は前述した背骨がそれぞれ適切なカーブや動きをすることで体のバランスやしなやかな体の動きを作り衝撃を分散するなどの重要な役割があります。
姿勢が悪いと睡眠中のアライメントに影響を与える可能性があるため、猫背や反り腰などの症状がある場合、起きている時間はなるべく良い姿勢を維持するようにしてください。
睡眠中に首の痛みや不快感が続く場合は、脊柱全体のアライメントの崩れや骨盤の傾きに問題がある可能性があるため、原因を特定し、適切な施術を受けることをおススメします。
症状に少しでも不安がある場合は、お気軽にご相談ください!