坐骨神経痛になった、気を付けることは?
こんにちは!いたわり接骨院です。
今回も皆さんの健康づくりに役立つ情報を発信していきます!
坐骨神経痛の辛い神経の痛みやシビレがでると、すぐにでも解決したくなりますよね。
そのような症状になってしまったときに、ストレッチをしてみるべきなのか?それとも温めたほうがいいのか?など何が有効なのかや、どのように症状を軽減させればいいのかがわからず不安に感じるという声を多くいただきます。
坐骨神経痛に誤った対処をしてしまいますと症状を悪化せてしまうことにもつながります。
まずご自身の体の状態を知り、そのうえで何に気を付けるべきなのかをご説明させていただきます!
〇そもそも神経痛ってなに?
人間の神経は脳と脊髄からなる中枢神経(脳から出る太い神経)と中枢神経から枝分かれしている抹消神経の2種類があります。またその神経はそれぞれの機能や役割によっても分類されていて、体の筋肉を動かす運動神経、筋肉や皮膚などの感覚を中枢神経に伝える感覚神経、各臓器の働きや体の様々な機能を自動でコントロールする自律神経などがあります。
神経痛とは、これらの神経が何らかの刺激をうけて痛みとして伝達されてします症状です。
神経に負担をかけてしまう原因はいくつかありますが、普段何気なく行なっている姿勢や背骨の動きが深く関係しているのでご説明致します。
〇坐骨神経痛と普段の姿勢
普段何気なく取っている姿勢は身体に様々な影響を及ぼします。
現代人に一番多い猫背の様な姿勢は神経症状に大きく関係する為、正しい姿勢がとれることが症状の改善には必要です。
まずは正しい姿勢についてお話します。正しい姿勢とは骨盤が少し前に傾き、横からみると背骨が緩やかなS字のカーブを描いている状態です。
このS字のカーブを描いている背骨の中を神経が通っている為、神経自体はたわんでおり、負担がかからない状態になっています。
しかし、姿勢が崩れて猫背になってしまうと背骨のS字カーブが無くなり背中が丸くなってしまいます。
この状態では神経のたわみが無くなり神経全体が引き伸ばされてしまい神経に負担がかかってしまいます。
その結果、シビレや痛みが出現してしまいます。
〇坐骨神経痛を改善させるために必要な事ってなに?
前述したように坐骨神経痛を出してしまっている原因には普段の姿勢が深く関係しています。その為症状を改善させるためには、シビレや痛みの出ている場所をマッサージするのでは無く根本的な部分までを改善させることが重要です。
自身の姿勢を知り、それに合わせた正しい姿勢をとれるようになることが必要になってきます。
〇ストレッチは必要?
結論から言いますとストレッチは必ずしも必要ではありません。
もしストレッチをする場合、ポイントになってくるのが【自分の症状に合ったセルフストレッチを行うこと】と【正しい姿勢でストレッチを行うこと】です。
神経痛によってはセルフストレッチが必要で無い場合や間違った方法でセルフストレッチをしてしまったことで症状を悪化させてしまうケースは少なくありません。
〇最後に
当院では、患者様のお体に合った姿勢の取り方やセルフストレッチをご指導させていただいております。
またなぜ必要なのかについてもしっかりご説明させていただいておりますので今の症状に対して不安や心配な事があれば何でも当院にご相談ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。